爽やかなドリンクで、おいしい暑気払い
暑い季節になると、よく冷えたビールやサワーがいっそう美味しく感じられます。
醍庵ではこの時期ならではの、特製ドリンクの提案をしています。
他では味わえない、ひと手間加えた美味しいドリンクで、さっぱりと暑気払いはいかがでしょうか。
クラフトジンのトニック
小規模な蒸留所で造り手が思いを込めて仕込むのがクラフトジンです。
こだわりを感じる、個性豊かな香りと味わいがその魅力です。醍庵では、この地域で造られた、選りすぐりのクラフトジンの魅力を紹介しています。
<豆知識>
クラフトジンのキーワード「ボタニカル」とは?
クラフトジンを語る上で欠かせないキーワードが「ボタニカル」です。
本来ボタニカルとは「植物由来の」という意味ですが、ジンの世界では、様々なフレーバーをもたらす植物素材のことを指します。
ベースとなるジンにボタニカルの多彩なフレーバーが加わることで、個性豊かな味わいを生み出します。
ジンには必ず含まれるジュニパーベリーのほか、コリアンダーシードやレモンピールなど、多彩なボタニカルのフレーバーが用いられています。
ジンには必ず用いられるジュニパーベリー
金沢発のクラフトジン
HACHIBANジントニック
金沢の港町、醤油味噌蔵が建ち並ぶ大野町で生まれた金沢市で初めてのクラフトジンです。2022年からの製造開始と、比較的あたらしい蒸留所ながら、2023年には国際的な品評会で国内ジンで唯一の金賞を獲るなど、高い評価を得ています。グレープフルーツのようなフレッシュな柑橘系の香りが魅力です。
石川の情景が浮かぶ味わい
郷の香(さとのかおり)ジントニック
藩政時代から綿々と受け継がれる金沢の食文化。その粋を感じさせる金沢生まれのクラフトジンです。日本酒を作る際に削られる米ぬかをアップサイクルしたリキュールに、ジュニパーベリーをベースに湯涌ゆずを加えています。さらに県木である能登ヒバの香りと、アクセントに白山市特産のとうがらし剣先ナンバを配合。まさに能登から加賀までの、石川県の美しい景色を感じさせる味わいです。
環境にも配慮した味わい
blanc(ブラン)ジントニック
石川県には酒造りの文化が根付き、多くの酒蔵が地酒を醸しています。日本酒を造る際には、酒米を削る作業があります。特に大吟醸などの高級酒では、50%以上削ることもあります。この削られた酒米を、しっかりと有効利用しようと考案されたのがこのジンです。使われるのは大変に上質な酒米のため、すっきりと旨味たっぷりのリキュールに仕上がっています。香木クロモジや加賀棒茶といった石川県らしい素材を合わせた、爽やかな味わいです。